前回は口頭試験のパートまで書きました。
今回は筆記試験(リーディング、リスニング、
筆記試験に向けた準備
周りの環境を気にせず力を出せるよう、以下の準備をしました。
- 図書館やカフェではできるだけ入り口付近の騒音が大きい席に座り、悪環境での作業や勉強になれておく。
- Amazonで評判の良かった耳栓を持っていく。
- ヒカルの碁16巻第134〜135局を熟読する。←New!
入れ込める熱い展開が魅力のヒカルの碁では、
そこで伊角さんは、後半の重要キャラクター楊海(ヤンハイ)に繊細で
いら立ち あせり 不安 力み 緊張 プレッシャー……つきまとう感情に振り回されるなっ
キミにとって一番大切なことだ
石だけを見ろっ
これは自覚と訓練でできるっ
元々の性格なんて関係ない
習得できる技術さ こんなもん
引用:ヒカルの碁16巻 P.86
とにかく本番に力を出せるように励みました。
v.s. DELE C1 筆記試験
筆記試験は90分のリーディング、50分のリスニング、80分の
会場に入ると、いきなり入り口で女校長に止められる。
「筆記用具、試験票、ライティング用のメモ用紙、
なんと!厳しくなっている!!!
他のレベルの試験も別の階であるみたいで、
やり方はこれから改善していけば良いので、まずは不正行為を防ごうという姿勢だけでも素晴らしい!
「見直し用のテキストも何もかも、
少し見直しをしようと30分前くらいに着いたのですが..まあ..OK。
必要なものだけを持って試験会場というか居間に通される。
注:画像はイメージです。
すでに他の受験生たちは大体着いていたみたいで、
残り数人もすぐ到着し、少し前倒しで「
あ、
ん?
ソファの茶色と同系色で気付きませんでしたが、
き、気にしないようにしよう..
と思ったのですが、
「集中しよう」と思ったのですが、「分かりづらいから出ないでほしいなー」と思っていたアートや医療に関するテ
練習で解いていた時は15分は余っていた時間も、
「本番は練習とは違うな..」と落ち込む間もなくすぐさまリスニング開始。
いつの間にかのんきに寝はじめた犬に「そのまま寝てろよ!」と殺意の波動を送り、
リスニングは問題の会話中に会場の電話が鳴ったり、
昼を30分挟み、最後はライティングです。
ちなみに昼も見直しだったり勉強することは認められず。
会場の外というかキッチンで見直しをしようとしたら「
ライティングも練習とは違って時間がほとんど余らないギリギリで何とか終
ちなみに今回は全ての試験で終了時間が厳格に守られていて感動しました。当たり前の事なのですが..
試験後は一緒の会場で受験していた友達と近くの日本食屋でメシをかっくらい(残念ながら日本ではまず行かないレベルでした..)、家路につきました。
総評
不正を防ぐよう女校長自ら動いてくれたのは嬉しいサプライズでし
改善を申し入れて良かった!と思います。
ただ、先述した電話や呼び鈴など試験環境は決して良くはないというのが率直な感想
個人の出来に関しては、リーディングが足を引っ張ってしまったなと思います。
他の科目は合格点に達している自信があるのですが、
残念な結果になってしまっても、
しばらくは受けないと思いますが、とりあえずは今の自分のベストを尽くせたこと、それに運営を良い方向に持っていけたことを嬉しく思います。充実した期間でした。
おしまい
追記:
家庭教師から、DELE以外に監督していた試験でも問題が起きてセルバンテス文化センター(Institute Servantes=スペイン政府によって設立された、世界のスペイン語教育のボス)が視察だか注意に来てたみたい、と聞きました。
とすると、私が言おうが言うまいが不正取り締まりは厳しくなっていたのかも。管理がずさんだといずれボロが出るもんだなとしみじみ思いました。