今回は、マッキントッシュフィロソフィー(MACKINTOSH PHILOSOPHY)のサイドゴアレインブーツを紹介します。
※便宜上、記事のカテゴリを革靴としていますが革靴ではありません。
マッキントッシュフィロソフィー サイドゴアブーツ
ブランド: マッキントッシュフィロソフィー(MACKINTOSH PHILOSOPHY)
モデル: サイドゴアレインブーツ
色: 黒
サイズ: L
購入時期: 2016年春頃
梅雨前に「会社に履いていく雨用の靴が欲しい」と思い立ち、インターネットで色々調べた上実店舗で購入しました。
使用感が出てきたスコッチグレインの革靴を雨用に回そうと思っていたのですが、彼女の弟が社会人になった時にあげてしまったので雨用の靴は特に持っていませんでした。
「雨用のスプレーをしたとしても、お気に入りの革靴を雨の日に履いていきたくない」
「かといって新品の革靴を買っていきなり雨用にするのももったいない気がする」
と悩んだ挙句、価格も手頃(¥14,000くらい)でネットの評判も良いマッキントッシュフィロソフィーのサイドゴアレインブーツの購入に至りました。
マッキントッシュフィロソフィーってどんなブランド?
マッキントッシュフィロソフィーは三陽商会が2007年から取り扱っている、マッキントッシュのセカンドラインです。公式サイトによるブランド説明は以下の通り。
英国を代表する老舗ブランド、マッキントッシュ。
そのセカンドラインとして誕生したマッキントッシュ フィロソフィーは、
マッキントッシュのモノづくりの精神と
クラシックで時代性のあるスタイルを受け継いだトータルコレクションです。
マッキントッシュ3ブランドの説明
ちなみにマッキントッシュの名を冠する衣料ブランドは日本に3つありますが、それぞれ簡単に説明すると以下の通りです。
マッキントッシュ(MACKINTOSH)
2007年より八木通商に買収、子会社化され日本へ本格展開開始した英国ブランド。
防水のゴム引きコートの発明で有名になったブランドなので、マッキントッシュと言えばコートのイメージが強いです。
ゴム引きコートが10万円台後半することからもわかる通り、高級なブランドだと言えます。
マッキントッシュ ロンドン(MACKINTOSH LONDON)
三陽商会がバーバリーとの契約解消後、次の柱ブランドとすべく打ち出した日本限定のブランド。2015年秋から、怒涛の勢いで展開されました。
価格帯を同じくするマッキントッシュとの違いですが、一つはチャネルの違いでしょうか。
ごく少数の店舗とセレクトショップを中心に展開するマッキントッシュに対して、マッキントッシュロンドンは三陽商会が得意とする百貨店での展開が主です。
あとは、マッキントッシュロンドンの方が小物なども含めて全身のトータルコーディネートを推している気がします。
なんというか、良くも悪くも商売っ毛を感じるのはロンドンの方です。
マッキントッシュ フィロソフィー(MACKINTOSH PHILOSOPHY)
三陽商会が2007年から展開している、マッキントッシュ系のエントリーライン。
ブランド開始は八木通商がマッキントッシュを展開したのと同時期。
サイドゴアレインブーツの使用感
サイドゴアレインブーツの話に戻ります。
一見した素材は革靴のようですが、実際には化学素材が使われています。
素材にPVC(塩化ビニル樹脂)を使い、革製のブーツから型取りした一体成型タイプです。シワ感などの微妙なニュアンスまで忠実に再現しており、長時間履いても疲れづらいよう芯材からライニングにかけて設計しています。
引用: ZOZOTOWN
確かにテカり過ぎず、程よい良い質感が出せていると思います。裏面はゴムソール。
普段27.5-28cmのスニーカーを履く私でLを履いています。サイズ感はやや大きめ。
また、スーツ以外にも合わせられるので汎用性が高い靴とも言えます。
一方で少し残念な点としては、防水性が優れていることの裏返しと言えますが、長時間履いているとかなり蒸れを感じます。
サイドゴアで着脱しやすいとはいえブーツなので、一旦脱ぐといったこともしづらいです。
また素材の特性上、革靴のように履いている内に馴染んでいくことがないため、足型が合わないとなかなか長時間履くのはつらいです..
なんにせよ、他に気に入る雨用の靴を見つけるまでは引き続き使っていきたいです。
おしまい